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慶応大学は最速で2011年に横浜市に小中一貫校を設置することを決めた模様。(2007年11月10日現在)
慶応大付属小中一貫校が進出するのは、同区荏田町の東急田園都市線江田駅近くにある約5ヘクタールの市有地。4月に私立学校を対象に公募での売却を進めていた。
2007年に「大学全入時代到来」と言われたほど加速度を増す日本の少子化。短大では半数近くが既に定員割れをおこしており、今後淘汰が激しく進む模様だ。そうした中、私立大学においては全国的に小学校設置の動きが相次いでいる。
例えば、関西では「関関同立」と呼ばれる「関西大学」・「関西学院大学」・「同志社大学」・「立命館大学」がある。
既に同志社大学と立命館大学は小学校を2006年に設置済み。2008年4月には関西学院大学が小学校を設立。既に入試を終えており、初年度は6倍近い高倍率となった。また関西大学も2010年を目処に、高槻駅前に関西大学グループ全部を収容するビルを設置し、その中に小学校・中学校・高等学校・大学と入れる予定だ。
また名古屋では2008年4月に愛知県では初となる男女共学の私立小学校「南山小学校」が開設される。こちらは東海地区ナンバー1の私立大学の附属小学校とあって初年度は10倍を超える倍率を叩き出すのではないか!と地元の関係者の間では言われている。
こうした動きの狙いは、小学校から優秀な生徒を集め、大学まで通学してもらうことで経営を安定させることが第1点。
もうひとつ陰でささやかれているのが、学校名に愛着を持った卒業生を増やすことで、将来的な寄付金を募る意図だ。事実欧米の大学等では卒業生や企業からの寄付が研究費のかなりの部分を支えている。小学校から大学まで「慶応」の名前で過ごした場合の「慶応ブランド」に対する愛着は相当なものだろう。
慶応大付属の小学校は慶応幼稚舎(東京・渋谷区)に次いで2校目で中学校は4校目となる。定員は、小中合わせて1300人、初年度に小1の144人を募集する。地元の不動産業者によると「マンションの飽和感が出てきた昨今、このニュースは非常にありがたい。どこに住むかを決める要素はブランド・地価・利便性・安全性など様々な要素があるが、子どもの教育環境はその中でも重要な要素の一つ。今後はほぼ間違いなくこの辺りの地価やブランド価値は一気に向上するだろう」
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